C.H.I.P. vs Raspberry Pi Zero

英語圏の情報は既にいくつか公開されているのですが、日本語での情報(特にC.H.I.P.について)が少々乏しいように思うので記述しておきます。

共に 32bit ARM ベースの single-board computer (SBC) でサイズ感は似ています。GPIO があり、省電力で運用できるのため同じようにみえてしまいます。また、それぞれのカスタム Linux を走らせるのも、更に似た印象を与えるかも知れません。

spec 比較については、既に公表されている情報に譲ります。そちらを参照してください。

参照 http://makezine.com/2015/11/28/chip-vs-pi-zero/

注)スペック表で C.H.I.P. には TRRS コンポジットケーブルが同梱されているように記載がありますが、この情報は kickstart 時のもので 2016/8 現在は別売りになっています。

Pi Zero

既にコミュニティが存在し、Debian ベースの raspbian 以外の linux distribution を選択することができます。例えば、Arch Linux / CentOS / Fedora (FedBerry) などを走らせることができます。サーバー用途に多い rpm パッケージを採用した distro に慣れるにはお手軽な board です。

そもそも教育目的のため、学習ツールが初期から充実しています。
最近では、minimal の raspbian image が公開されて無駄にストレージを消費しなくて済むようになっています。

ただし、mpeg2 / VC-1 のハードウェアデコードを有効にするためには追加でライセンス購入(それぞれ、£2.40 / £1.20)が必要です。

micro SD にシステムを乗せるため、カードを差し替えることで別のイメージを起動させるといったことが可能ですし、他に Linux Box があればそこでマウントしてファイルを操作/編集するということもできます。

Hat と呼ばれる GPIO を利用した拡張ボードが多彩に揃っていて、ケース(Pi Zero では pillow)の種類が豊富なのはラズパイコミュニティの魅力です。ユーザー数が多いので大抵の情報はどこかで見つけることができるでしょう。

Pi Zero は小型化されたためか、他のラズパイから省略されているところがいくつかあります。3.5φ の TRRS は省略され、コンポジットの映像出力はボードから直接ケーブルを出す必要があります。HDMI は Mini HDMI に変更されています。CSI-2 コネクタについては、ver. 1.3 から 復活しています。

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Raspberry Pi Zero 発注

C.H.I.P.に併せてラズパイzeroも発注してみました。(storeはここ

こちらは一回の注文で1個のみの受注です。

実際に注文してみたところ、請求額が既に公開されているblogなどの情報と異なっていたので以下に記載します。

  • 本体 £3.33(VAT20%抜きのため金額が下がっています)
  • 送料 以下の3種類から選択可能

International Standard (5-7 business days) £5.50
Royal Mail Tracked & Signed £8.00
UPS Saver (1 business day) £25.82

支払い方法も3種類から選べました。

amazon payments/PayPal/クレジットカード

注)2016/8上旬の情報です。今後変更されることはあると思います。

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